仕組みと業界の特徴
転職を考える人にとって転職エージェントをどこにするかは大変重要です。
古い業界ですが、形態が大きく変わりました。
欧米型のトップハンティング(引き抜き型:サーチ型)が当たり前になり、
グローバル化で終身雇用が崩壊しました。
企業に対するロイヤリティも低下してきました。
転職が当たり前になってきたのです。
人材流動化での市場の広がりに伴いこの業界のマーケットが広がりました。
需要のあるところに供給あり、あらゆる種類のエージェントが出現しました。
転職エージェント選びは非常に大事です。
その中で転職コンサルタントが本当に自分に合うかどうか見極める、合ってなかったら
変える、又はエージェント会社を変えることも考えなくてはいけません。
登録時エージェント会社は貴方からお金をもらいません。
ではどこから貰うのでしょうか、転職先企業です、企業側の立場で判断し動きます。
つまり、エージェントとの会話は最初の面接と心得てください。
でも、緊張する必要はありません、エージェントは貴方の味方です。
アドバイスや時には経歴書の添削までやってくれます。
余談ですが、転職した人の年収の30~40%が仲介の報酬になります、利益率が非常に
高いビジネスモデルです、ハイクラスの転職ですと45%とかになる場合があります。
つまり、それだけ企業の欲しがる人材は貴重なのです。
転職エージェントを選ぶ際のポイント
エージェントを選ぶ際のポイントで重要なものをまとめてみました。
- 志望者の志向性と事情を理解してくれる。
- 自分にあった会社を紹介してくれる。
- 面接対策や職歴などのレジュメの指導をしてくれる。
- 相手先企業の情報をしっかり教えてくれる。
- 採用が決まった後も企業により年収等交渉がある、エージェントに直截に伝える事が大事。
一般総合エージェント
比較的若い世代のお勧めの総合転職エージェントをまとめてみました。
20代~50代にお勧めの会社(総合)
- リクルートエージェント(老舗、アドバイザー制でコーチングしてくれる)
- doda(大手企業に顧客多く20代、30代の求人が多い)
- ビズリーチ(インターネットで斡旋の草分け起業、他のエージェントと連携)
- JACリクルートメント(コンサルの質高い、ハイクラス求人や海外企業が多い)
- マイナビエージェント(メーカー系に強く、20代求人も豊富)
- パソナ(コンサルタントが非常に評判が良くきめ細かい、登録企業が多い)
ハイクラス転職エージェント
40代以上のハイクラスのエージェントで、会社の幹部クラスの転職紹介会社です。
ハイクラスエージェントのタイプ
大きく分けて以下のようなタイプがあります。
- 登録型
コンサルタントがあなた自身のキャリアや希望、職歴をヒアリングし
条件に合った求人を紹介する。 - ヘッドハンティング型
人材登録し、あとはスカウトを待つだけ。 - サーチ型
企業からの求人スペックをもとにエージェントが条件に合う人物を探す。
何れも実今までの実績が要求され、登録も企業人として一定の成果を出していないと
登録自体難しく、制限があります。
- リクルートエグゼクティブ(業界専門別に分かれている、1のタイプ求人非公開)
- JACリクルートメント(総合でも上位、自由に登録可能)
- 縄文アソシエート(老舗中の老舗、エグゼクティブサーチ会社 3のタイプ)
- ビズリーチ(多くのエージェントとの窓口として利用でき自由に登録可能)
- キャリアカーバー(リクルート系だが、2のタイプ求人公開)
- 顧問年鑑(企業役員経験者専門の顧問候補の斡旋会社)
他にもハイドリックス&ストラグルズジャパン、スペンサースチュアート等あるが主に
は外資系企業の依頼を受けて日本企業の人材のヘッドハンティングを主にしている。
JACリクルートメントもそうだがビジネス英語が要求される。
色々なエージェントが群雄割拠の様相です。
コンサルタント次第と言い切ってもいいのですが、合う人に会えるかどうか分からないので幾つかの求人サイトに登録しておくのがコツです。
出来るコンサルタントは引き抜かれたり、起業します、縁が出来たら繋がっていた方が
後々有意義です。